阪神優勝

1980年代のビックリニュースとしては、1985年の阪神タイガース優勝を忘れる事ができません。

野球にあまり興味のなった私ですが、1985年の野球史だけは鮮明に覚えております。
当時、関東に住んでいましたが、何故か熱狂的阪神ファンがクラスにおり、そのシーズンは、彼の異様なテンションにクラスの全員がやられてしまいました。

それまで「阪神=弱い者」というイメージが定着しており、「負け癖」などと言う言葉も生まれるほどでした。
しかし、そのシーズンは、違っていました。
1985年4月17日の対巨人戦、7回裏の3番ランディ・バース、4番掛布雅之、5番岡田彰布が3者連続バックスクリーンへのホームランを打ちました。
そして、そのままの勢いを秋まで持続し、10月16日の対ヤクルトスワローズ戦に引き分けてリーグ優勝を果たします。
西武との日本シリーズは、白熱の展開を見せますが、11月2日の西武球場で阪神が9対3で勝利し、堂々の日本一になりました。

フジテレビのプロ野球ニュースでも佐々木さんもまさか優勝するとは思っていなかったと思います。
それまでの成績としては、4位、4位と続いての優勝とそれまでがひどかった。
因みに、クラスメートは、阪神の優勝の瞬間が見たいが為だけに、学校をズル休みした記憶があります。
クラスに響き渡る「六甲おろし」、あの時この曲の存在を知ったきっかけでもあります。