2016年1月2日にNHKで放送された「新春テレビ放談2016」がちょっと衝撃的でした。
出演者
司会には、お笑い芸人の千原ジュニアとNHKの女性アナウンサーの首藤奈知子。
パネラーとしては、すっかりコメンテーターとなったテリー伊藤、テレビタレントのYOU、芥川賞作家の羽田圭介、復活したヒロミ、音楽家のヒャダイン、文化人枠として元フジテレビ社員で現株式会社吉田正樹事務所社長の吉田正樹らが出演した。
番組
番組内容としては、事前に1000人を対象に「この1年間で面白かったテレビ番組」に関するアンケートを実施し、その結果を司会者とパネラーが色々と言いたい放題する番組です。
今回で8回目の放送です。
内容
2015年に放送されたバラエティー、ドラマなどをテーマに各パネラーが言いたい事を言い合うのですが、実際の放送局、番組名を出して、言い合う部分がちょっと違う感じというか「The NHK」と言った感じです。
ドラマ
2015年としては、下町ロケットが1位となりました。
TBSとしては、「ドラマのTBS」の面目躍如たる結果が出ています。
番組内でも話が出ていますが、80年代のトレンディードラマを牽引したフジテレビの番組が1つもない結果となっています。
バラエティー
結果としては、世界の果てまでイッテQ！が1位となりました。
バラエティー部門としては、日テレの強さが目立ちます。
土八戦争を繰り広げたTBS、フジテレビが全く目立たない状況です。
情報番組
情報番組としては、フジテレビのめざましテレビが1位となりました。
しかし、ランキング全体としては、日テレの強さが目立ちます。
スポーツ
スポーツ部門は、ラグビーが1位となりました。
男子フィギアの結果が年末ギリギリだったので、あれもランキングされてもおかしくないと思います。
感想
この番組をこぼれ話に入れた意味ですが、このランキングが結構ショッキングでした。
復活して欲しい番組のランキングがありましたが、フジテレビが沢山並んでいます。
残念ながら確かに現状では、フジテレビの勢いがないのは確かです。
でも、80年代の土八戦争の頃に今の状況が予想できたかと言えばまったくできませんでした。
NHKの番組でありながら話としては、フジテレビの話題が多くちょっと心配してしまう感じもありましたが、実際に80年代、90年代のテレビ、特に、バラエティー番組を見た時、確かにフジテレビと言う巨人が居たことは間違いありません。
復活をと言う声がありますが、あの時のメンバーが集まったとしてもあの当時の面白さはないでしょう。
それほど、あの時と言うのは面白かった。
そして、是非、頑張ってもらいたいものです。
